ISO食品安全通信第18号

ISO食品安全委員会です。

今回のISO食品安全通信は、給食管理実習の第16回に実施している
教育効果測定についてお話します。

先週、2年3組と4組の教育効果測定を実施しました。
教育効果測定は、給食管理実習を通じて習得した衛生管理に関する知識、スキルの習熟度を測定するものです。
筆記」、「口頭」、「実技の3つの試験の総合評価とし、
給食管理実習の科目成績の一部として組み込まれています。

この試験内容は、2021年度の「衛生管理システム(集中)」で
受講生(3年生)が演習課題として取組み、学生の意見・提案を取り入れ作成したもので、2022年度前期より運用しています。
試験は、教員が中心となり教育効果測定を実施しますが、
衛生管理システムの既受講者にも「教育効果測定アシスタント」として
口頭試問や実技試験の測定をしてもらっています。
試験受験者である2年生はもちろん、測定者となる学生にとっても
衛生管理に関する力がそれぞれに向上する教育プログラムです。

先週の効果測定は、これまでの試験内容を見直し、口頭試問と実技試験において不具合のあった個所を修正し取り組みました。
終了後、スタッフのミーティングを実施しましたが、参加した教育効果測定アシスタントの学生たちからも多くの感想や意見を聞けたので、今後の授業や試験内容に繋げたいと思います。

 

環境衛生学研究室 岸本 満
食教育学研究室 髙田 尚美
給食経営管理研究室 福岡 恩 上田 和世
食品安全チーム 大野 吉孝

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