到達目標:微生物やその他食品の危害要因に対して科学的かつ客観的な知識を身に付けます。
食品は第一義的に安全であることが求められます。しかし、食中毒や異物混入、回収問題など人々を不安にさせる事件、出来事が後を絶たちません。管理栄養士は食を通じて人の健康を支えるので食の安全に対する知識、技術を習得することは重要です。特に微生物(ウイルス、細菌、真菌など)による食中毒や経口感染症を予防するための衛生管理は管理栄養士の責任のもと実施される事が多く、微生物やその他の食品の危害要因に対して科学的かつ客観的な知識を身に付ける必要があります。このような知識を身につけた上で、食品を扱うプロとしての考え方、問題解決の仕方を主体的に考える能力を養うことがこの講義の到達目標です。
予習、復習、自主レポート作成、発展的学習の際にWebサイトから情報を収集しましょう。ただし、インターネットの情報は、正しいものばかりではなく、嘘や間違い等もあります。インターネットの情報や事象を正しく理解し、それを正しく理解し、それを適切に判断、運用することを心がけましょう。
本講義は食品の安全に関する専門知識を習得し、食品業界で安全管理の担い手として必要なスキルを身に着け、適切な品質及び安全のマネジメント力を向上させ、リーダーシップや実践力を養うことを目的としています。
学部開講科目の食品微生物学、給食管理実習、衛生管理システム、また大学院開講科目の食品安全学特論を履修した学生等が履修し、専門性の高いかつ実践的な幅広い知見を学びます。食品安全マネジメントを実践できる力量を身につけることを目標としています。